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2022.07.22

手間も予想外もたのしいお菓子づくり/SACHIKOエッセイ

手間も予想外もたのしいお菓子づくり

初回のレシピ紹介で、ブルーベリーマフィンを作りましたので、第5回目では、ブルーベリーのケーキにチャレンジしようと思いました。
マフィンとは生地の食感を変えてみたかったので、クレームダマンド(フランス語で「アーモンドクリーム」という意味です)を使ってケーキを作ってみようと思ったのです。

ちなみにクレームダマンドとは、タルトのクッキー生地の中に敷かれている、しっとりとした部分に使われている生地です。
ブルーベリータルトを作るのもいいなぁ・・と思いましたが、タルトは家事の合間に作るには、(私にとっては)とても手間のかかるお菓子です。
なにせタルトを作る場合はシュクレ(タルトのクッキー部分)、クレームダマンド、そして生地を焼いた後に塗るカスタードクリームと、3種類も違った味、食感の生地を作らなくてはなりません。

ショートケーキならスポンジ生地だけですし、マフィンならボウルの中で材料を次々入れて混ぜるだけ。
工程はわりとシンプルですね。

そんな手間のかかるタルトですが、クレームダマンドの部分がしっとりしていて美味しくて、私は結構好きなんです。
なので、美味しいとこ取りして、「ダマンド部分にブルーベリーを混ぜ込んで、簡単にしっとりケーキを作ってみよう!」と思い立ち、今回チャレンジしてみたのです。

まずはいくつかのレシピ本を参考にしながら、クレームダマンド生地の配合を調べました。

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そして、下記の配合で試しました。

<1回目の配合>
バター90グラム
グラニュー糖90グラム
卵1個
アーモンドプードル50g
小麦粉40g(アーモンドプードルと小麦粉の割合はアーモンドプードルの方が多い)
その他ベーキングパウダー、ラム酒、ブルーベリー。

材料を混ぜて、最後にブルーベリーを生地に混ぜ込んでオーブンへ。

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おおー、簡単にできる!
ブルーベリーマフィンのときのように、材料をどんどん混ぜていくだけ。
あとはアーモンドたっぷりの生地がしっとり焼き上がりを待つだけ!

そして焼き上がり。

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焼き上がりは、ふっくら、ではなく、やはりしっとり。
マフィンやパウンドケーキのように膨らんで焼き上がる感じではありません。それがクレームダマンドの良さ。
そのしっとり感が今回の私のお目当てです。
いざ!焼きあがったケーキにナイフを入れると・・・

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ここからがちょっと想定外だったのです。

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混ぜ込んだブルーベリーがほとんど生地の底へ沈み、水分も出て、少しベッチャリしていました。
クレームダマンド部分も、アーモンドの油分もあいまってしっとり。

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ひと口、お味見したところ、想像以上のしっとり、というかベッチャリ・・・。

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うーん、なんか思っていたのと違うなぁ〜。
クレームダマンドのしっとりは、タルトのサクサククッキー生地と重なっているからこそ、食感にバランスが取れているんだなぁ、なるほどなぁー。
そんなことを思いながら、もう一度焼き直してみよう!と思いました。

そして後日、材料の配合を変えて再チャレンジ。

クレームダマンド生地の配合をベースにするのではなく、パウンドケーキの配合に近づけて焼いてみました。

<2回目の配合>
バター100g
グラニュー糖100g
卵2個
アーモンドプードル30g
小麦粉70g
(前回とちがい、アーモンドプードルと小麦粉の割合は小麦粉を多くしました。)
他、ベーキングパウダー、ラム酒、ブルーベリー。

そして前回同様、材料を次々混ぜ合わせていきます。
その際、一つだけ工程を変えました。
前回はブルーベリーも混ぜ込んで焼きましたが、今回は型に生地を流し込んでからブルーベリーを上から散りばめました。後乗せです。
下まで沈みませんように…と願いを込めて。笑

手間も予想外もたのしいお菓子づくり

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そして焼き上がり!

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後乗せてしたブルーベリーの姿は消えていました。
さて、どこまで下に潜り込んだのだろう?とドキドキしながらナイフを入れました。

手間も予想外もたのしいお菓子づくり

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!!!
ケーキの途中で止まってくれていたらいいな、と思いましたが、残念。
今回もまたまた生地の1番下まで沈んでいました。

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けれども、ケーキ生地の部分は「ベッチャリ」ではなく「ふんわり」と膨らんでいます。
アーモンドプードルがほろほろとして、程よく生地をしっとりさせてくれていました。
アーモンドプードルより、小麦粉を多めにしてよかったと感じました。

生地の下に沈んでしまったブルーベリーですが、
ケーキ生地部分がふんわりと焼けてくれたおかげで、ブルーベリーの沈み部分との食感コントラストができました。

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これはこれで、良いかもしれない。
そんなこんなで、ブルーベリーのアーモンドプードル入りケーキが出来上がり。

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さて。
ケーキの名前は何にしましょう?

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