本やネットでよく見かけるジャムのレシピは、果肉の50〜60%のお砂糖を入れるものが多いです。
市販のジャムで「甘さあっさり」として、糖度40%程度のものが売られていることもありますが、今回作るジャムに入れる砂糖さらに控えめ、果肉の「30%」です。
お砂糖控えのため保存食としての日持ちは長くないので、少量で炊き、さらに小瓶に分けることで使い切りやすいようにしています。
すぐに開ける小瓶は冷蔵庫で保存し、3日程度で使い切ります。
すぐに開けない小瓶は、冷凍庫で保存しています。
・冷凍ブルーベリー(もちろんフレッシュでもよい) 200g
・三温糖またはきび砂糖 60g(ブルーベリーの30%)
・レモン汁 小さじ1〜2
※小さな空ビン 3つ程度
※保存瓶について
お店で買ったジャムなどの空き瓶が好きなサイズや形だったら、捨てずに残しています。
小瓶だと空けてすぐ使い切りできるので、ジャムをいたませることが減りました。
今回はジャムを煮詰めている時間を使って、瓶の熱湯消毒も同時進行します。
※使用する鍋について
ジャム作りにはホーロー、銅、ステンレスなどが向いているそうです。
アルミは果物の酸が反応して色や味に影響が出ることもあるそうでおすすめではないようです。
作るジャムの量が少ない場合、鍋底が広いと焦げ付きやすくなるため、わが家では小さな厚手鍋(直径12センチ)を使っています。
わが家で使っているのはストウブの「ラ ココット de GOHAN」というお米1合炊き用のお鍋です。
ご飯を炊くために普段遣いしているお鍋ですが、少量にゆっくり火を通したいジャムや煮物にも使えて重宝しています。
※レシピの全体像(ざっくり)
材料を計る → すべて鍋に入れ、蓋をして中火5分 → 水分が出てきたら蓋を外して沸騰させる → アクをとる → 蓋を外して15分煮詰め、水分をとばす → 火を止めて置いておき、冷ます → 瓶に詰めて出来上がり!
この流れを頭においていただき、詳細は下記をご覧ください。
お砂糖は鍋肌につくと焦げるので、鍋中央めがけて入れるとよい。
水分が出てくるまでだいたい5〜6分。蓋は、水分が鍋の中たまるようにきちんと閉める。
ブルーベリーに熱が伝わって果汁が少し出てきていたら、スプーンでブルーベリーと砂糖をざっくりと混ぜる。
フツフツと泡がのぼってくるまで。
<POINT>
写真のように泡が上りすぎると今度はみるみるうちに吹きこぼれてしまうので、その都度気をつけながら弱火〜中火で調節する。
そこからさらに15分ほど煮詰めて水分を飛ばすと、ジャムらしくなってくる。ぽってりと濃度をつけたジャムがお好みであればさらに煮詰めてもOK。
どれくらいの濃度になっているかは、お皿に少量をとって冷蔵庫で冷やしてみると手早く確かめることができる。
※最後の煮詰める時間を使って、保存瓶を熱湯消毒をしていきます(最後の説明をご参照ください)
すぐに使うぶんは冷蔵庫、すぐに使わない分は冷凍保存へ。
<POINT>
ジャムを瓶に移してから、お鍋を洗う前のお楽しみ!
お鍋に炭酸水を注ぎ、そのまま「ブルーベリーソーダ」として楽しんでいます。
今回出来上がったジャムは、アイスクリームのソースにしていただきました。
今後はこのブルーベリージャムを使ったお菓子も作ってみたいと考えています。
瓶が水に浸かるように鍋たっぷりの水を入れ、そのまま火にかけ沸騰させる。
ジャムを煮ている時間を使い、沸騰して10分ほど煮沸しています。
瓶を引き上げるときに使うトングも、ついでに煮沸します。
瓶を落とさないよう、ふきんを敷いたザルを鍋に近づけて引き上げます。
瓶を逆さま向けて水分を蒸発させます。
熱々のうちにすれば瓶の中の水滴が綺麗に蒸発します。
くれぐれも火傷には気をつけてくださいね。
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アオニサイファームブルーベリー農園 フードメニュー検討メンバー。小学校の頃からお菓子作りを楽しみ、カフェでアルバイトをしていた際にお客さんへ提供するお菓子を作っていた経験あり。本業は自宅ピアノ教室講師で、夫はアオニサイファームを写真等でサポートしているAKIPIN。