アオニサイファームは、実は、地域社会への貢献活動に取り組んだり、デザイナーとしての経験・スキルを活かした「クリエイティブと農業の融合」を追求したりしています。
これらの詳細についてご興味をお持ちいただける方はぜひ、下記ウェブサイトをご覧いただけますと幸いです。
※「地域社会への貢献活動」についてはこちらから
※「クリエイティブと農業の融合」についてはこちらから
しかしながら、これらは何よりも、農園としての本分である「優れた作物をつくり、提供すること」という面で人様から評価・信頼をいただいてこそ。
そしてそれは、当然ながら一朝一夕に実現できるものではなく、年月をかけて積み重ねていくべきことだと考えています。
2020年にスタートしたばかりのアオニサイファームでは、「とにかくおいしいブルーベリー」を作り、提供することに、徹底的にこだわっています。
そのための方法の一つが「独立適応栽培」と呼んでいる、きめ細かな栽培方法です。
そしてもう一つが、栽培する系統へのこだわり、具体的には「ハイブッシュブルーベリー系統」への注力です。
「系統」というのは「品種」よりも大きなくくりで種類分けする言葉です。
ブルーベリーには大きく分けて「ハイブッシュブルーベリー系統」と「ラビットアイブルーベリー系統」という2つがあるのですが、観光農園では一般的に後者を多く栽培します。
「ラビットアイ」は樹生が強く、世間の夏休み時期(7月〜8月)にたくさん収穫できるため、観光農園の運営にはピッタリなのですね。
当ファームでももちろん栽培しています。
一方、「ハイブッシュブルーベリー系統」は収穫時期は梅雨時(6月〜7月)で、その量も少ないため、観光農園にとっては難しさのある系統です。
しかしながら「ハイブッシュ」は、果実としてのクオリティがとにかく高い!
大粒で皮が薄く、種がまったく気になりません。食べ比べていただければきっとわかっていただけると思います。
「とにかくおいしいブルーベリー」に徹底的にこだわるアオニサイファームは、この「ハイブッシュ」を多くの皆様に味わっていただけるよう、全体の6割も栽培しています!
「ハイブッシュ」はさらに細かく分けると計14品種を栽培しています。
計9品種の「ラビットアイ」もありますので、食べ比べる種類の豊富さに飽きることはありません。
観光農園は2022年6月のプレオープンに向け、準備の真っ最中です。
真夏の作業はとにかく暑い・・・!
ですが、このシートの上を多くの皆様が歩かれ、ブルーベリーを摘み取って、あちこちで笑顔があふれる幸せな光景をイメージして、日々、作業にあたっています。
この農園はきっと多くの皆様に豊かなひとときをお届けできる、と確信しています。
ぜひ、ご家族やお友達とご一緒にお越しいただけることを楽しみにしています!
アオニサイファーム代表。京都でブルーベリー農園立ち上げに携わったことから農業に取り組み始め、2020年、妻の実家・つくば市でアオニサイファームを設立。ブルーベリー観光農園オープンへの第1歩を踏み出す。